わたしは今まで会社員として働いてきましたが、このたび思い切って扶養内で開業届を出し、個人事業主となりました!
個人事業主って誰でもなれるの??
扶養内で開業届って出せるの??
わたし自身、手探りで色々と調べた結果、開業届を出すメリットの方がデメリットを上回ったため思い切って開業届を出すことにしました。
同じように主婦で扶養内で開業届を出そうと思っている方の参考になれば嬉しいです。
開業届ってなに?
開業届とは、「こんな事業を始めます」ということを税務署にお伝えする書類です。
個人で何かしら事業を始める場合、1ヶ月以内には開業届を提出しなければならないことが法律で定められています。
しかし、出さなくても特に罰則はないため、実際はみなさん自由なタイミングで提出されているようです。
じゃあ開業届を出す意味は…?
色々と調べた結果、こんなメリットがありました。
・青色申告で節税できる
・子どもを保育園に預けられる
・個人事業主の名義で口座開設できる
フリーランスになる上で、開業届を出すメリットは大!です。
扶養内で開業届を出す際の注意点
旦那さんの扶養に入りながら、個人事業主として活動をするにはいくつか注意が必要です。
「扶養内開業OKか」旦那さんの健康保険組合に要確認!
まずは、旦那さんが入っている保険組合に「扶養内で開業しても扶養を外れないか」を確認しましょう。
保険組合によっては開業したら所得や収入に関係なく扶養を外されてしまうこともあるようです。
わたしは主人の会社の人事部に問い合わせてもらい、「収入が130万円未満なら扶養内でも開業OK」と確認をしたうえで色々と手続きを進めました。
「所得」130万円未満 なのか、「収入」130万円未満なのか要確認!
ここで意外と見落としがちなのが、「所得(経費をひいたあとの収益)」なのか「収入(経費を含めた収益)」なのかということ。
もし扶養を外れてしまったら、社会保険料を支払わなくてはならないので相当引かれてしまいますよね…。
そうならないために、最初に確認しておきましょう!
保育園は継続できるか要確認!
わたしが一番気にしていたのが、保育園問題。
現在2人の娘たちは私立の認可保育園に通っています。
今までの仕事を辞めてしまったら、保育園も退園になってしまうのか?
区役所に確認したところ、わたしの住んでいる地域では開業届があれば継続可能でした。
私が問い合わせた内容は下記の3点です。
毎年点数の見直しはあるか
年度が変わるごとに点数の見直しがある地域もあるようですね。
そうすると自営業となりポイントが減ってしまうので、退園になる可能性がゼロではない‥。
一度入園してしまえば審査はないのか、毎年点数の見直しはあるのか、お住まいの地域の状況を調べてみましょう。
収入状況を見られるか
わたしは開業届を出せども収入の目処はまったく立っていませんでした。
開業していても収入がなければ認められないケースもあるようです。
わたしと同じような駆け出しフリーランスの方、要注意です。
労働状況を証明する具体的なものは必要か
フリーランスとしての取引明細、例えばクラウドワークス上でのやり取りや仕事の受注履歴などの提出が必要な場合や、
実際に運営しているコンテンツを提出しなければならないところもあるようです。
提出できるものがあれば問題ないのですが、わりと時間のかかる作業ですよね…。
必要な場合は前もって準備しておけるので、いざという時に慌てないためにも確認しておきましょう。
以上3点が保育園継続のためにわたしが確認したことですが、地域によってだいぶ差があるようですので、役所への問い合わせはマストです!
開業届を電子申請するときのポイント
開業届は話題の「freee」でさくっと提出できました!
ただ、こちらを利用して提出にはいくつか準備が必要です。
マイナンバーカードを取得しよう
電子申請をするにはマイナンバーカードが必須です。
わたしは開業届のために重い腰をあげてようやく取得しましたが、手元に届くまでに2週間かかりました。
この日に提出したい!という希望がある場合は、逆算して早めに取得をおすすめします。
「マイナポータル」とe-taxに登録しておこう
スマホから申請する場合、「マイナポータル」というアプリを事前にDLしておいた方がいいです。
このアプリ経由でe-taxと連携し、提出します。
e-taxのログインも済ませておくとスムーズです。
わたしはこのマイナポータルとe-taxを行ったり来たりするのが一番ややこしく感じました!
無事開業届を提出できたら、e-taxの管理画面で受理完了のメールを確認できます。
屋号はむりに決めなくてもOK
屋号はみなさん悩まれると思います!
わたしは決めきれず、空欄で出しました。
急いで出してしまうより、納得のいく屋号をつけたいですよね。
晴れてフリーランス!メンタル面の変化3つ
会社員からフリーランスになり開業届を出すなんて、今までの人生ではこれっぽっちも考えていませんでした。
実際にフリーランスになってみて感じた心の変化をまとめてみました。
01:やる気になった
個人事業主になったからにはやってやる!というハングリー精神が出てきました。
開業届を出していなければ、きっと「扶養に入りつつ趣味でブログをやっている主婦」と自分を甘やかしていたかもしれません。
逆に、個人事業主なのに何もやってない…と恥ずかしさがあり、余計に頑張る火種になっています。
とにかく開業したからには軌道にのせたい、と強く思うようになり、原動力になっていることに間違いはありません。
02:失敗がこわくなくなった
ゼロベースでフリーランスになりました。
WEBライターを目指して、クラウドワークスでお仕事を探す日々。
ワードプレスも四苦八苦しながらなんとか立ち上げ、毎日PCを睨みつけながらなんとか記事を書きました。
クラウドワークスで始めてお仕事を受注できたとき、この歳になってあらたな挑戦ができ、そして達成感を味わえるなんて!と感動の嵐。
自分で挑戦し、自分から踏み込まないとお仕事のない世界。
フリーランスになってから、やってみて失敗することを恐れなくなりました。
誰にも怒られないし、自分を叱るのは自分だけだからでしょうか。笑
とにかく一歩踏み出してしまえばあとは進むだけ、と実感しています。
03:居場所を求めるようになった
会社員時代は、会社へ行けば仲間がいて、ランチしたりお仕事中に他愛もない会話をしたり。
大人との交流がそれなりにありましたが、フリーランスになってからはそれらが一切なし。
主人の帰りも遅いので、大人との会話といえば保育園の送迎時に先生のみ…といった日も珍しくありません。
覚悟はしていましたが、実際になってみると孤独感を結構感じてしまうのです…。
そんな孤独感を払拭するため、わたしはオンラインサロンに入りました。
「ウィズママ」という、ママやプレママが集まるコミュニティで、みんなの頑張りや挑戦がリアルタイムでわかり、仕事以外の悩み相談の場所もありなんともあったかい場所です。
わたしは正直、オンラインサロンという場所はあまり信用していませんでした。
しかし、実際入ってみるととにかくママたちが一生懸命に生きている様子がわかりました!
自分だけじゃない。
もっと頑張れる!
会社というコミュニティを抜けた今、ウィズママの存在が大きな支えになっています。
主婦でも開業届出してよかった
扶養内の主婦でも、開業届を出せば立派な個人事業主です!
確定申告やインボイス法など、課題は山積みですが…
開業届を出すメリットは大でした!
在宅ワークをされている方は開業届の提出も視野に入れてみてはいかがでしょうか。
最後までご覧いただきありがとうございました♪
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